白響:令和7年 11月の言葉

はからいを捨て 

       自然法爾(じねんほうに)に生きる

 

令和7年11月

 

自然の理に任せ

仏の慈悲に身を委ねる。

人間にとっては

本当に難しいことかもしれない。

 

善意も悪意も

どちらにしても

奥底にあるのは自分の我欲

何らかの痕跡が残る。

 

意図を持たない意思

何か否定的、消極的なように

捉えられるかもしれないが

これほど純粋なものはない。

 

「自然法爾(じねんほうに)」

はからいを捨て、仏に任せる。

 

自力の限界を知り

自己に執着せず

はからいを捨て

仏の慈悲に任せ

自然に身を委ね

生かされていく。

 

折に触れ静かに我心を見つめ

自問自答したいものです。