白響:平成31年3月の言葉

  明日ありと思う心の仇桜

      夜半に嵐が吹かぬものかは

 

平成31年3月

 

桜の時期になると

いつも親鸞聖人のこの言葉を思い出します。

この歌は聖人が得度を受ける時

何時散ってしまうかもしれない桜に喩えて

自分の命も明日あるかわからない

だから、「今」、させて下さいと歌ったものです。

 

また道元禅師の言葉ですが

「生きている時にはいき切る、死ぬときには死に切る」

 

桜は無心に咲いて、潔く散る

まさにこの言葉を具現化しています。

 

生きている時には「生死一如」の命を

ひたすら一生懸命に生き

死ぬときには仏様にお任せする。

 

先達の言葉深く味わい

実践したいものです。