白響

六月の言葉

「一粒の雨に、
無限の世界を感じる」

「一滴の雨」が水溜りとなり、川となり、大海となる。
一滴の水が一つの生命を誕生させ、その命が多くの命を育てる。

小さな「思い」芽鱗人に伝わり、そして多くの人に伝わっていく。
微笑みは微笑みを呼び、温もりは温もりを生み、愛にあふれる。
些細な事が引いては、大きな力となる。

背伸びはしなくていい、
自分の立場で、自分らしく、愛情を持って行動する。
そこに掛け替えのない無限の世界がある。

「一念三千」—(中国・天台宗・智顗の言葉)、深く味わいたい。