白響:令和7年5月 今月の言葉

  一枚の写真が 

        家族の 過去 現在 未来を紡ぐ

 

令和7年5月

 

式場に家族の写真が飾っている

旅行、七五三、結婚式など

その時々の元気な姿が伺える

本当に良いものだ。

 

一枚の写真から

時、場所

人物の姿、温もり、言葉、香が伝わってくる。

 

昨年亡くなった母の写真を手にした時

生前の口癖を思い出した

「朝に夕にお念仏申しながら念じておりますよ」の言葉

改めてこの言葉に生かされていることを自覚した。

 

法然上人の「孝養父母」の中の言葉に

「我が身の人となりて往生を願い念仏することは

ひとえに我が父母の養い立てればこそあれ」

今、自分が人として御念仏が唱えられるのは

育ててくださった父母のおかげだと記しています。

 

この休みに家族みんなで写真を撮り

日常を切り取ってはどうか

今後、時の流れの中で

一枚の写真を通じて

様々なことを感じることになるだろう。